岩井ゼミのページ

'The truth . . . It is a beautiful and terrible thing, and should therefore be treated with great caution.'— Albus Dumbledore

“Tutaina”の謎

こんにちは。最近はひたすら論文執筆とバイトに追われているももりんです。急遽空きコマが生まれて暇になってしまったので思い出したようにブログを書くなどしています。誰も読んでないやろうとは思いますが。

今日は12月22日の水曜日。もうすぐクリスマスですね! 今年最後のガクゼミは明後日の3限なんですが、まさにクリスマスイブということでプチクリスマスパーティーが行われることになっております。ケーキも食べます。というかケーキ食べるのがメインになってるまであります。楽しみです!

ところでみなさんが「クリスマス」と言われて1番に思い浮かぶ曲はなんですか?
色々ありますよね。クリスマスの歌。邦楽も洋楽も。山下達郎の「クリスマス・イブ」とかWham!の“Last Christmas”とか(古)。

私はというと…“Tutaina”です。99%の人が「は?」って言うと思うんですけど、今回はこの曲について少しお話したいと思います。

私、今は全然英語出来ないのでこれを言うのはちょっと恥ずかしいんですけど、実は子供の頃にインターナショナルプリスクールに通っていました。簡単に言うと外国人の子供が行くような保育園(幼稚園)で、教育は基本全て英語で行われます。私が通っていた時代は日本人が1番多かったんですけど、韓国人やアメリカ人、中国人、スペイン人、カナダ人、イギリス人、モルディブ人、ブラジル人、トルコ人など園児の国籍は多岐にわたりました。そんな中で育ったので日常生活で使うような英語は自然に身についたし、通ってるだけで異文化交流しまくりな毎日を送っていました。当時の私は生きてるだけで時代の最先端やったなと思うばかりです(?)。

“Tutaina” はプリスクールに入った初年度、2003年の冬に「クリスマス会で歌うから覚えてきてね!」ということで園長先生から配られたCDに入っていた歌です。”Jingle Bells” (邦題: ジングルベル) とか “O Christmas tree” (邦題: 大きなもみの木) とか “We wish you a merry Christmas” (邦題: クリスマスおめでとう) とかメジャーなクリスマスの童謡がたくさん入ってたんですけど、母曰く、私がやたらと気に入って毎日のように流してくれと言っていたのが”Tutaina”だったそうです。当時私は2歳。今振り返っても凄く気に入ってたな〜とかそういう記憶は全く無いのですが、未だこの時期になると毎年頭で鳴り響くので魂レベルで気に入ってるんでしょう。毎年最低1回は聴いています。

さて、そんなにも気に入っている“Tutaina”ですが、実は英語の歌ではありません。“Tutaina”はコロンビアの民謡で、言語はコロンビアの公用語であるスペイン語です。ただ、問題は…スペイン語であるために歌詞の意味がさっぱり分からないことです。気になって毎年この時期にインターネットで調べるんですけど、日本語はおろか英語に訳されたページすら見つからないんです。Google翻訳を使っても、ただ発音をカタカナ表記にしただけみたいな変な訳しか出てこなくて…もしかしたら辞書にない慣用表現とか古いスペイン語なのかもと思っています。私としては歌詞の意味だけでなく、この歌が出来た背景や作者のことも知りたいのですが、今年も欲しい情報には何ひとつ辿り着けていません。あまりにマイナーなので文献も探せず(まずどんな文献探したらいいんかも分からへん)、何年もモヤモヤしている状態です。

あー、誰かスペイン語読める人おらんかなぁ…気になるなぁ…「探偵!ナイトスクープ」とかそういうところを頼るしかないかなぁ…。

というわけで次ゼミに入ってくる2回生でスペイン語できる人いたら教えてください。訳してくれた人にはお礼でスタバカードをプレゼントします。

最後に”Tutaina”が気になる貴方のためにリンクを貼っておくので良ければ聴いてみてね!

https://youtu.be/0LkaKKh1RCg

今日の1曲 : I Saw Mommy Kissing Santa Clause (邦題: ママがサンタにキスをした) / Jackson 5
※いやそこは”Tutaina”ちゃうんかい。