岩井ゼミのページ

'The truth . . . It is a beautiful and terrible thing, and should therefore be treated with great caution.'— Albus Dumbledore

読書会〜〜〜〜〜(*⁰▿⁰*)(o^^o)(о´∀`о)レポート

 読書会とは、この世で一番麗しく清らかな心を持つ凛さんが仲間を集って開催する、月に一度の特別企画のことであり、参加者たちの期待のホープ、そして最も誉高く、生きる道しるべとなるようなスーパーウルトラゴージャスワンダフルデリシャスなハッピーブックパーティーのことです。(ひええ〜なんてブリリアントビューティフルな会なの!)
 今回の題材は、拙者が選び申した穂村弘殿の『もしもし、運命の人ですか。』でした。この作品は誠にあっぱれであります。エッセイなのですが、言葉選び、物語の構成、ユーモア、そして唯一無二のこの感性、どれを取っても最高なのです。実際に読んでくれたみなさんも声を出して笑ったとおっしゃってくれ、嬉しい限りです。そして私は穂村弘a.k.aほむほむのことを、岩井先生からの推薦図書にて知り申しました。と、いうことはです。ほむほむの本は先生の愛読書である…大変だ!全人類早く読むんだ!はやく!!!!さもなくば…さもなくなってしまうぞ!はやく!できる限りはやくだ!うおおおおお!魚!
 そして読書会が終わったら、なんとなんとなんと同じテーブルで同じ釜の飯を食うイベントがあります!その名も飲み会!!!(キャアァそんなに楽しい会があっていいの
⁉︎)いつもより砕けた空気の中で、きゃっきゃと笑いが絶えません!こんなに楽しいことが、人の世にはあったんだなぁと思い知らされます!外に出た瞬間舞い踊ってしまうほど楽しいです!ああ楽しい!あああ楽しい! ₍₍ ('ω') ⁾⁾₍₍ ( 'ω' ) ⁾⁾₍₍ ('ω') ⁾⁾ ハーヨイヨイ
 ほえ〜なんかイイかも〜かもかも〜鴨南蛮かも〜と思ってくれたそこのあなた!もちろんいつからでもご参加いただけるので、是非来てくれたらとってもみんなうれしいです!地球の善人を寄せ集めたようなベリーカインドな人たちばかりなので、ニューカマーのあなたを母体のように温かく迎え入れてくれるでしょう。そしてその日あなたは二度目の出生を迎えるというわけです。(え?いや、つまり、読書会を経て、よりよい審美眼を得られるっていう意味です。)とゆーことは、産声をあげる練習ができるってことですね!よかったですねえ!一回目はおんぎゃーを余儀なくされたんですもの。二回目はどんと奇抜なやつでいきましょうね!
 …そんなこんなで待ってます!読んでくれたあなた、きっと来てくださいね。未来で待っています。(^∇^)!

以下私の今回言い損ねた感想です↓よかったらご覧ください
 この作品は、一定して「運命の人」に固執する穂村さんの様子が見られました。けれど、運命の人というのはずばりいない、ということが最終的には示唆されています。最後の章では、この人はきっと運命の人だとわかっていながら、その人に思いを伝えることができません。それは、その人を深く知ってしまうと、運命の人ではないということがわかってしまうからなのではと私は解釈しました。つまり運命の人とは、自分の期待する言動、行動を絶対にしてくれる人、「それ」から逸脱するような行為は一切しない、というなんとも都合のいい無責任な願望が生み出した幻なのではないでしょうか。だけども、そんな運命の人がいつか現れるだろうと期待する。この人なんじゃないか?と勝手に妄想する。実際、現実にはいないかもしれないけれど、実態はなくとも、運命の人は穂村さんのイマジネーションのなかには確かに存在するものなのだと思います。そう考えると、運命の人を探すことはただ虚しいことだとも言えませんよね。そうして夢を見ているときにしか、得られないものってありますよね。だけど、同時に絶対に見つからないとわかっているという孤独感もある。その夢と孤独にはさまれながら生きることが、『もしもし、運命のひとですか。』という題には現れているんじゃないか?と思います。そしてそれを表現できるその感性…尊敬です。一生ついていきます。(田中)

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